大名古屋自転車風俗展示会2014 事業報告


 

 

 事業名

 大名古屋自転車風俗展示会2014
 開催日時  平成26年11月17日(月) ~ 23日(日)
 会場  名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦三丁目6-15先)
 参加費  入場無料
 事業主催  NPO法人 チャリンコ活用推進研究会
 共催  久屋大通再生社会実験実行委員会(名古屋テレビ塔㈱、セントラルパーク㈱、名古屋市)
 テーマ  自転車を乗ること作ること。自転車で遊ぶこと表現すること。名古屋のシンボルタワーに集う、地域の自転車文化

 内容目的

自転車をテーマにした市民が主役のパブリックアート展。カスタムハンドビルド、マニュファクチュアー、写真、映像、アートの作品展示、及び販売。ライブステージ企画、及びワークショップ、各種飲食出店。

・市民が主役のパブリックアート展による市民活動の活性化
・自転車きっかけの地域コミュニティ活性化からの街づくり
・国内の自転車文化をリードする魅力ある都市をアピール
・アート、産業、競技、歴史など深い自転車文化の提唱
・久屋大通再生社会実験と連携した事業展開

 参加対象  制限なし
 入場者数  7日間延べ30,000名
 宣伝方法  WEBとSMSを活用した告知、チラシポスター配布
 助成  公益財団法人公益推進協会 夢屋基金
 出展・出店  ㈱深谷産業、㈱モトクロスインターナショナル、SimWorks、dobbats、Shin・服部製作所、CLT、MITTS COFFFEE STAND、TRUNK COFFEE、Souvenir、Welldone、9lives design works、ニューサカエ治療院、ハゴロモ治療院、Bicycle life 夢屋 style、名古屋シネマテーブル、DAISY MESSENGER、Circles、STORE IN FACTORY、EARLY BIRDS BREAKFAST、KAKUOZAN LARDER、aterier MITIKUSA、BUCYO COFFEE、BLESS BIKE、せとしなのサイクル、木工房フィトンチッド

 

会場と社会実験について


 

会場とした名古屋テレビ塔は、2011年7月にアナログ放送の電波塔としての役目を終えた後、名古屋市のシンボルとして機能すべく、2013年に街づくり事業部を発足した経緯がある。本事業はその趣旨と連携して組立てる運びとなった。その経緯で名古屋市が実施する「久屋大通再生社会実験」の一部として地域福祉、そして地域活性を担う事となり、市民の交流の場の提供者となった。 なお、この社会実験は栄地区の再生を図る「栄地区グランドビジョン」の足がかりと実施された。

>>名古屋市:久屋大通再生社会実験(市政情報)

 

 

結果と成果


来場者、及び参加者は、自転車を乗ること作ること、自転車で遊ぶこと表現することなど、様々な自転車文化を楽しみ、そして多くの交流が生まれた。また、市民一般に対する自転車文化の普及推進と、自転車愛好家らの関係強化が図れ、この地域の自転車文化の底上げとなった。

そして本事業が好評のうちに終えた事から、次回開催を参加者、及び関係各位から希望されている。これは当法人のNPO活動が、広く認められた成果と言える。地域福祉、地域コミュニティの活性のため、継続性のある事業を実現するには、当法人が行政や街づくり事業などと連携し、NPO活動を行う事業者として確立する必要がある。本事業の成果は、その足がかりと成りうると考える。

 

 

今後の課題


事業の収支は若干のマイナスとなった結果から、次回開催には予算確保が大きな課題となっている。NPO法人設立から3年目を迎える2015年度は、継続的なNPO活動を実施していくうえで、活動予算確保を重点とした仕組み作りが必須であると考える。

 


 

 

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主たるイベント内容① 「国内の自転車文化発展を促す屋内展示企画」

名古屋テレビ塔 3F展示エリア 11月17日(月)〜11月23日(日)


名古屋テレビ塔屋内にて自転車文化に関わる屋内展示企画を7日間開催。常設展示の内容はアート作品展示、及び自転車ブランド、衣料ブランドの企画展示を誘致。また、期間中は街づくりに関わる様々な個人、団体の企画を日替わりで実施した。広く一般の自転車愛好家との情報共有、意見交換の場としてシンポジウムも行ない、懇親会も含めて一般と自転車愛好家らとの交流の場となった。

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名古屋テレビ塔 展望台への入場券売場となる3Fスカイターミナル。そのフロアに会場入口を設けた結果、多くの一般市民が来場する事となった。なお、今回の特設会場の広さは約90坪×2部屋。その中に名古屋を中心とする、様々な自転車文化が詰め込まれた。

 

 

fuzokuten2014_inside_10.jpg会場に入ってからまず目についたこのカスタムチョッパーバイクは、アメリカン自転車のフルカスタムでは日本を代表する夢屋 石井氏の作品。全国のイベントにて数多くのタイトルを獲得しているカスタムバイクです。氏のショップへは今やアメリカなど海外からも注文が来るほど。(出展:Bicycle life 夢屋 style)

 

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大名古屋自転車風俗展示会のコンセプトアート作品。枠にとどまらない自由な発想と鋭さ。(出展:チャリ研 × 柳沢製作所)

 

 

fuzokuten2014_inside_01.jpg都市計画基本図に元にした1:10,000スケールの名古屋市の地図を用意。「バイクで走って楽しい道を書き込もう」となげかけ、一般から自転車愛好家までが自転車走行に適した道から、通勤経路、お気に入りのショップなど、様々な情報を書き込んだ。期間中、一般〜自転車愛好家との交流ツールとしても機能した。(企画・運営:自転車案内人JIN × 秋好建築設計事務所 × チャリ研)

 

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名古屋で自転車を取扱い、創業100年を超える老舗の株式会社 深谷産業。戦前から続く自転車産業100年の歩みを、名古屋の自転車史として写真と実物で綴った。(出展:株式会社 深谷産業)

 

 

fuzokuten2014_inside_16.jpg16年間の現役時代に通算525勝という、驚異的な記録を残した史上最強のロードレーサー “EDDY MERCKX”。その活躍と現役引退後に立ちあげたエディ・メルクス社を紹介。(出展:株式会社 深谷産業)

 

 

fuzokuten2014_inside_04.jpg1980年より自転車フレーム製造に携わり続けた、国内のフレーム制作者を代表する一人といえるdobbats(ドバッツ)斉場氏。1997年に愛知県尾張旭市に工房兼店舗「ドバッツ・ライノ・ハウス」をオープン。マウンテンバイクやロードバイクを主に作り続けている。当日はオリジナルの車両が勢揃いした。(出展:dobbats)

 

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服飾の仕立て屋でいうテーラーメイドのように乗り手の採寸を行い、注文者に合わせた自転車を制作するカスタムハンドビルドの文化が身近にある事を、多くの一般が知る機会となった。

 

 

 

fuzokuten2014_inside_18.jpg自転車を生活のより身近な場に置こうと考え、テーブルにバイクラックを合わせた木工作品と、サドルをモチーフにしたカウンタースツール。(出展:木工房フィトンチッド)

 

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実用的な車両の展示が多い中、木の自転車は多くの人の目にとまった。(出展:木工房フィトンチッド)

 

 

fuzokuten2014_inside_09.jpg米国でカスタムハンドビルドの自転車フレーム製作を学んだ後、2013年より愛知県丹羽郡大口町にて始業したShin・服部製作所。東海地区のビルダーのホープとして注目されており、スポーツ自転車用フレームを中心に精力的に制作している。当日はオリジナルフレームや製作道具を展示。(出展:Shin・服部製作所)

 

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つくり手であるカスタムハンドビルドの自転車フレームビルダーと、使い手である自転車愛好家らが直接交流する事となった今回。このような交流の機会は近年、名古屋をはじめ東海地区ではほぼなかった。

 

 

 

fuzokuten2014_inside_15.jpg自転車乗り用のカバンやアクセサリーをハンドメイドで製作する個人工房 Welldone。サイクルキャップやバックの展示販売、及びミシンでの制作デモンストレーションを会場にて実施。(出展:Welldone)

 

 

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自転車愛好家でもある作家による作品展示。リフレクターバッチなど自転車に乗る時にあったらいいなとか、ちょっと面白いかもなというモノを提案。(出展:Souvenir)

 

 

fuzokuten2014_inside_21.jpgこちらの作家は自身の周りで活躍、生活している個性的なサイクリストをモデルとした作品を展示。(出展:9lives design works)

 

 

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東海地区の自転車スポーツシーンと蜜に接しながら作られてたオリジナルのアイウェア、レースジャージの展示。(出展:CLT)

  

 

fuzokuten2014_inside_02.jpg名古屋を拠点に、世界中の優れた自転車関連アイテムをセレクトして流通させる卸問屋 SimWorks。そのブランドとして初となる展示会を大名古屋自転車風俗展示会内で併催。(出展:SimWorks)

 

fuzokuten2014_inside_25.JPGモノのセレクトと同時に、自転車というライフスタイルに適した思想、アイデアをカタチに。(出展:SimWorks)

 

 

fuzokuten2014_inside_23.jpg取り扱い開始のプレスリリースとなった、北米東海岸のハンドメイドフレーム “SevenCycles” の展示。(出展:SimWorks)

 

 

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自転車用革靴ブランド “Quoc Pham”  その代表が展示会に合わせて台湾より来日した。(出展:SimWorks)

 

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海外では密な関係にある自転車文化とサードウェーブコーヒー文化。名古屋においてもその関わりを提案すべく、コーヒーを飲む楽しさや、ライフスタイルを提供しているコーヒーショップの出店を誘致。 (出店:左 MITTS COFFFEE STAND/右 TRUNK COFFEE)

 

 

fuzokuten2014_inside_07.jpg名古屋を拠点、または出身として活躍する自転車スポーツ人を招いてのトークライブを実施。ゲストはシクロクロス全日本選手権マスターズ40を制した筧 太一(左)と、ガールズ競輪106期 A級2班 長澤 彩(右)

 

 

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 ミニライブの実施。ステージゲストは浦林 くるみ(左)と、ユニオン・ストリート・ソルズ(右)

 

 

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その他、名古屋シネマテーブルによる映画の感想を話す会、ニューサカエ治療院とハゴロモ治療院による施術&鍼灸ワークショップを実施。コミュニティの垣根を越えた様々な交流が生まれた7日間であった。

主たるイベント内容② 「市民の表現、交流の場としての屋外展示企画」

久屋大通公園 テレビ塔 直下エリア 11月22日(土)〜11月23日(日)


名古屋テレビ塔直下での屋外展示企画。屋内企画よりも一般が参加しやすい内容を目指し、作品の展示販売、団体の活動を表現する展示、不要品やコレクションのバザーなど、自転車にまつわる市民参加型パブリックアート展示を実施。合わせて自転車整備・保全の啓発も実施。多様性ある表現の場、一般と自転車愛好家らの交流を図る場とした。

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期間の週末のみの開催となった、名古屋テレビ塔直下での展示企画。特設会場のある3Fスカイターミナルへと足を運ぶ前に、さらに見応えが増した大名古屋自転車風俗展示会。照明設備がある事から夜間も展示、及び飲食サービスを継続し、来場者は日中とは違う雰囲気を楽しんだ。

 

fuzokuten2014_outside1_10.jpg中川区にあるアンティークショップ store in factory。その出店の什器セッティングにより、装飾された名古屋テレビ塔下エリア。期間中、アメリカンビンテージの風合い良いテーブルやライトにより、飲食や歓談の場が演出された。後述の海外自転車文化が並んだCirclesの出展エリア、aterier MITIKUSAのフラワーディスプレイとのマッチングにより、特別な空間となった名古屋テレビ塔。

 

fuzokuten2014_outside1_11.JPG中区千代田の自転車屋Circlesが、主にスタッフバイクと写真展示、車両組立デモンストレーション、そしてライド企画 Sunday Morning Rideを併催。

 

 

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Circlesスタッフの所有するシティユースの通勤バイクなどの実用車から、ロードバイクやシクロクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクなど30台以上がならんだ。加えて、Circlesが実施してきたツーリングやキャンプ企画から、日々の自転車愛好ライフスタイルの写真展示がブースごとに並んだ。

 

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Circles出展エリアではスタッフによる車両組立デモンストレーションが実施された。プロメカニックが自転車を組み上げる行程を、一般が間近にする貴重な機会となった。

 

 

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名古屋で唯一の自転車宅配便 DAISY MESSENGERが「Cycle Repair Kiosk(自転車修理キオスク)」と称し、ポップアップショップを出展。

 

 

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自転車修理サービスの提案としてデモンストレーション的な意味合いでの出展だったが、予想を大きく超える修理件数がありフル稼動となった二日間。名古屋テレビ塔近辺の錦・栄・丸の内・東桜・泉といったエリアの、自転車利用者が多いことを改めて実感する事に。

 

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名古屋の下町にある花屋 aterier MITIKUSA。当日は会場のフラワーディスプレイに加え、愛車に合わせたドライフラワーの展示販売を。

 

 

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前述のCirclesの一角にある朝食屋 EARLY BIRDS BREAKFAST。そして覚王山のアメリカンスタイルのカフェ・ダイナー KAKUOZAN LARDER。北米の食文化、自転車文化で結びついた2店によるコラボ飲食サービス。

 

 

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当日はアメリカで研究してきた自信作を、定番メニューからスペシャルメニューまで提供した、EARLY BIRDSとKAKUOZAN LARDER。多くの市民一般が自転車文化と合わせて、飲食サービスを楽しんだ。

 

 

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日が暮れてから始まった音楽ライブ。予め用意された段取りではなく、即興的に演奏するプレイヤーらが集った。会場に詰めかけた来場者はその特別な雰囲気を楽しんだ。

主たるイベント内容③ 「久屋大通再生に向けた社会実験との関連企画」

名古屋テレビ塔北 観光バスPエリア 11月22日(土)〜11月23日(日)


名古屋市の久屋大通再生社会実験と連携し、名古屋テレビ塔に隣接する観光バス駐車場エリアを会場とした複合企画。作品の展示販売、団体の活動を表現する展示、不要品やコレクションのバザーなど、自転車にまつわる市民参加型パブリックアート展示を実施。加えて広く一般を対象としたステージ企画やワークショップ企画、家族を対象とした自転車における交通ルール啓発も実施。

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名古屋市と民間が連携して魅力あるまちづくりを目指し、11月に集中してイベント実施を進めてた久屋大通再生社会実験。その一環である大名古屋自転車風俗展示会の観光バス駐車場エリア。 

 

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 土日の両日とも快晴に恵まれ、小春日和のなか来場者、及び参加者は各種コンテンツを楽しんだ。

 

 

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自転車、パーツ、雑貨の展示、フリーマーケット、市民参加型のパブリック自転車アート展示企画であるチャリンコスワップミート。愛する自転車で住まいとする名古屋を盛り上げる為、自転車愛好家らが集結した2日間であった。写真はKiiz smiLeによるロングテールバイク(XTRACYCLE)を用いた展示販売。

 

  

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 チャリンコスワップミートには自転車スポーツを楽しむホビーレースチームの活動紹介の出展も。写真はCircles Racing Clubの落合氏。 

 

 

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自転車愛好家でもある音楽家が主催するワークショップも開催。間伐材を使ったカホン(箱型の打楽器)制作では森の事、間伐材の事を学びながら楽器製作を参加者らは楽しみ、幅広い世代の交流が生まれた。

 

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名古屋のカスタムバイク愛好会であるサイケデリックBC(Psychedelic Bicycle Club)が、チャリンコスワップミートにあわせてカスタムバイクミーティングを実施。全国の愛好家らが自慢の愛車と共に名古屋へ集った。当日は30台以上のカスタムバイクが集い、車両展示やカスタムパーツのフリーマーケットなどで両日とも盛り上がった。

 

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 11月23日(日)は「大名古屋サイケデリックミーティング カスタムコンテスト」を実施。コンテストは展示車両への投票を来場者へ投げかけ、審査は自転車愛好家をはじめ、多くの一般が投票して参加した。

 

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続いて企業の出展を紹介。株式会社 モトクロスインターナショナルは日本で初めてBMXの輸入卸をここ名古屋で始め、今年で35周年を迎えた。マウンテンバイク、BMX等スポーツ自転車および関連商品の輸入販売、卸業務を営む。 

 

 

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当日、社会実験エリア内の子どもスポーツ自転車体験コーナーでは、普段手にする機会がなかなかないような、子ども用スポーツ自転車が勢揃い。親子の、家族間の交流の場となった。

 

 

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株式会社 深谷産業が名古屋テレビ塔屋内展示に加え、屋外の出展も実施。自転車スポーツ用品の体験と、現行オリジナルブランドであるギザロ(GHISALLO)の車両を展示。自転車愛好家同志の交流の場として盛り上がった。

 

 

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 ビーチクルーザー自転車ブランド BLESS BIKEが、前述のカスタムバイクミーティングに合わせ、石川県より駆けつけた。当日はオリジナルのビーチクルーザーをはじめ、カスタムパーツなどを展示。

 

 

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 期間中、屋外の特設ステージにて各種企画を実施。写真は自転車を楽器にするという前衛的パフォーマンスで会場を盛り上げた「自転車男」こと大野氏。

 

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名古屋テレビ塔屋内ミニライブを実施したユニオン・ストリート・ソルズが、この屋内ステージでもライブを実施。メンバーのひとりは自転車で自宅から会場入りし、自転車文化の場にマッチしたパフォーマンスとなった。

 

 

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名古屋を拠点、または出身として活躍する自転車スポーツ人を招いてのトークライブを、この久屋大通再生社会実験の特設ステージでも実施。より多くの市民一般に対して、自転車スポーツ競技、競技者を紹介する機会とした。写真はガールズ競輪 106期 A級2班の長澤 彩。新人ながらその高い競走得点から注目される彼女。自転車競技者となるルーツとなった名古屋での自転車生活の事も含めて、ガールズ競輪の魅力を話題に。

 

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続いてステージに上がった筧 太一(BUCYOcoffee.CLT)。2013年、AJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)シクロクロス全日本選手権マスターズ40を制した、名古屋を代表するホビーレーサー。焙煎士として働きつつBMXレースからマウンテンバイク、そしてシクロクロスと、タイトルに挑戦し続けた軌跡を紹介。ホビーレーサーらが注目するそのトレーニング手法、また、本業とするBUCYO COFFEEについての話題も。

 

 

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トークライブの壇上でも話題にもあがった、筧 太一自らが立つBUCYO COFFEEの野外ブースがステージ横に出店された。全国各地の自転車レース会場にて人気を博する、BUCYO COFFEEのコーヒーやケーキのサービスが、市街地中心で楽しめる初の機会となった。

 

 

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名古屋市中心街における自転車の活用、駐輪サービスなどについて来場者に対して、大学院生によるアンケート調査が実施された。


アンケート調査実施、及び報告

 大同大学大学院工学科 建築学専攻 修士2 年
 二村 泰史


日常的に自転車を利用される方々100 名を対象にアンケート調査を行い、利用目的、利用距離や利用時に感じていることなどを明らかにし、修士論文・設計の基礎資料とする。



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会期中、11月22(土)の様子が名古屋市の広報を担うNPO法人 Network2010によって紹介された。テレビ塔3F屋内展示はもとより、テレビ塔直下1Fのコラボ企画、そして久屋大通再生社会実験の会場である、市民パブリックアート展示の模様も含めて公開された。以下リンク先、及び添付動画をご覧下さい。

>>久屋大通再生社会実験-大名古屋自転車風俗展 : Network2010

  協賛・協力


 

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株式会社 深谷産業  株式会社 モトクロスインターナショナル  SimWorks  dobbats  Shin・服部製作所  CLT   BLESS BIKE

MITTS COFFFEE STAND  TRUNK COFFEE  Souvenir  Welldone  9lives design works  ニューサカエ治療院  ハゴロモ治療院

Bicycle life 夢屋 style  名古屋シネマテーブル  DAISY MESSENGER  Circles   STORE IN FACTORY

EARLY BIRDS BREAKFAST  KAKUOZAN LARDER  aterier MITIKUSA  BUCYO COFFEE せとしなのサイクル  木工房フィトンチッド

本WEBページの事業につきましては、下記までお問い合わせください。

 

E-mail info@chariken.net /web http:// chariken.netchariken_logo_h60.png
FAX 052-772-5362
特定非営利活動法人 チャリンコ活用推進研究会 /担当:伊達